あの子が遊んでるオモチャが欲しい!と言ってきたら?

「あの子が遊んでるオモチャで遊びたい!」
と言ってきた子どもに何と声かける?
 
先日、幼稚園の先生方と考えた
声かけのエクササイズ。
 
ほとんどの先生方から出てきた言葉が、
 
「じゃあ、(貸して!)って言ってみようか」
 
でした。
 
 
先生方に、
「もちろん、これもOKなのですが、
この会話が先生のアドバイスだとしたら。。
では何と言えば子どもが自分で行動を考えるでしょうか?」
 
と聞いてみました。
 
 
それが、コーチングです。。
 
もしかしたら、子どもが、
先生に構って欲しくて駄々をこねてるだけなのかもしれない。
 
本当は、オモチャというより、
その子と遊びたいだけかもしれない。
 
声かけ次第で、子どもの考える機会や、
考えを整理する機会を奪う可能性もあります。
 
もし、余裕がある時だったら
声かけの仕方を、たまには変えてみるのも良いかもしれません。
 
 
そんな話をしていたら、
ある先生が
 
「オモチャが欲しい」
「貸してって言ってみようか」
 
この会話がセットで、
正解の答えとして、自分達の中にあるのかもしれません。。
とおっしゃっていました。
 
 
「正解はありません」
研修中に、何回言っただろう…というくらい連発していたら、
別の先生が、
 
「川越先生がいつも(正解はない)とおっしゃっているので、
最近、保護者からの相談で
(正解はありませんよ)
と答えてます。
これがお守りの言葉になってます。」
 
とおっしゃってくださいました。
 
 
声かけは、良いも悪いも無いんですよね。
ただ、子どもが主体的に考えて、
主体的に動ける声かけを増やしていきたいと思うのは、
親も先生も一緒。
 
だからこそ、正解はないという柔軟性を持って接していきたいものです。
  

TCS認定プロフェッショナルコーチ

マザーズコーチングスクール副代表

一般社団法人トラストコーチング研修講師

ナーサリーコーチング九州エリアリーダー

川越くみ



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